懐かしいようで
新しいメロディーのsumika。
今回は
“何度も聞きたくなる深い歌詞“
のsumikaの曲を紹介します!
歌詞に込められた意味や
メッセージも一緒にまとめました♪
①原点の曲『雨天決行』
次々に新しい素敵な曲を
出し続けているバンドのsumika。
ついつい新しい曲に目が行きがちで…
sumikaの原点とも言える『雨天決行』の
存在はまさに“真の隠れた名曲“!
作詞作曲を片岡健太さんがつとめた
sumikaの始まりの曲!
リズム感のいい歌詞が最高♪
片岡健太さんのソングライティング術が
高いことが分かります!
やめない やめないんだよ まだ
引用元 sumika「雨天決行」の歌詞
足が進みたがっている
やめない やめないんだよ まだ
足が動きたがっている
やめない やめないんだよ まだ
はいはい、理屈は分かっても
やめない 覚めない 夢の中で
例えが古いかも知れないけど、
「アクアタイムズ」の曲みたいな
ストレートで純粋な気持ちの表現。
一度聞いたら口ずさみやすいリズムの
中に散らばる言葉のセンスが抜群!
分かりやすい歌詞に秘められた
強いくて深いメッセージに
思わず胸が高鳴ります!
踏み出す元気が溢れ出す
誰もの心の住処になれる曲♪
②らしさ全開『坂道、白を告げて』
この曲は数多くあるsumikaの
曲の中でも大ヒットした
『MAGIC』が収録された、
『SALLY e.p.』のカップリングとして
2曲目にある曲です。
ちなみにカップリングとは、
シングルのCDが発売される時に
ほぼ必ずついてくる、タイトルとは別の
もう1曲のことです。
『MAGIC』のCDについてきた
もう一つの別の曲(カップリング)
ということです。
なぜ、『坂道、白を告げて』が
隠れ名曲なのかというと…
まず、カップリングなので
比較的に知名度が低い曲なのに
sumikaのメンバー片岡健太さんらしい
言葉遊びや表現がギュッと詰まっているから!
その歌詞の一部がこちら↓
48小説ぐらいの空白を挟んで
引用元 sumika「坂道、白を告げて」の歌詞
もう覚悟を決めて
もうもうもうそろそろに
サビに向かっていかないとな
思いきって全てを伝えるよ
楽譜に例えた表現で、
恋の相手に告白するまでの
長〜く感じる緊張の様子や
時間の流れが想像できます!
その続きの展開はサビ部分で
星を横目に
引用元 sumika「坂道、白を告げて」の歌詞
奇跡を祈るよ
左の温度が続きますように
耳をすませば
バレちゃいそうだよ
鼓動だって
いつかのネタになるよ
「左の温度」というのが
隣にいる恋の相手のことを
指しています。
甘酸っぱい青春の様子が
もう胸いっぱいに広がる…!
もう、ピュアすぎて苦しい!!!笑
爽やかなメロディーと
ポップな軽いテンポに乗せて
青春の恋の物語が歌われています。
分かりやすい比喩表現と、
耳に残るリズム感とのコンビネーションで
“sumika”らしさ全開!!!
隠れた名曲に入るもの納得。
③心に響く『ゴーストライター』
この曲はsumikaの中でも珍しい
「バラード系」の落ち着いた曲です。
テレビ番組「スカッとジャパン」の
BGMに採用された曲でもあります。
が、BGMとして聞き流すような曲じゃない!!!
『大切な人を守りたい』
『自分も弱いけど、それでも守りたい』
という大切な人に向けた想いや、
“守りたい”という強い覚悟を感じます。
曲の最初の歌詞はこう
薬で保つような
引用元 sumika「ゴーストライター」の歌詞
笑顔ならもう作らなきゃいい
大人らしいあなたを
見上げるように覗いています
無理して笑顔を作るような
辛くても頑張ろうとする
自分の大切な人を心配し、
見守っている情景が浮かぶ歌詞。
この短い歌詞の時点でもう
曲の世界観が自然と浮かび上がります。
(この歌詞も入り方も最高)
サビの言葉の歌詞は
笑わせて
引用元 sumika「ゴーストライター」サビの歌詞
眠らせて
包(くる)ませて
愛されて
満たされた
あなたがいいのに
まやかし
出来ないまま
自分の大切な人を
思い浮かべずにはいられない歌詞。
守りたいのに、できない。
元気付けたいのに、できない。
自分が弱くて、力がなくてできない
もどかしさと葛藤が伝わります。
曲が後半に進むにつれて、
弱い自分だけど、それでも守りたい!
とより強いメッセージの歌詞になっています。
聞き手によって思い浮かべる
相手が違うのもこの曲の良さです。
みんなの経験や思いに
寄り添えるsumikaならではの名曲!
④恋の花『アネモネ』
曲のタイトルにもある『アネモネ』は
実在する花の名前!
「アネモネ」の花言葉
・はかない恋
・恋の苦しみ
・見捨てられた
となかなか悲しくて
ネガティブな意味ばかり。
この花言葉から連想できる通り
『アネモネ』は失恋の物語。
男女のすれ違いの恋の話を
『アネモネ』という花に例えながら
リアルに切なく歌っています。
雑草のようにね
引用元 sumika「アネモネ」
気にかけなくても
こんなに咲くんだね
咲かせたい花は
枯らしてしまうのに
●雑草みたいに
気にかけなくても咲く花は『彼女以外の女性』
●咲かせたい花は『別れてしまった彼女』
雑草みたいにって表現。笑
眼中にないことがよく伝わる表現ですww
大切な人がいなくなった心情を
花にうまく例えて歌った後の
サビ部分の歌詞が注目ポイント!
色づいたアネモネ綺麗だ
引用元 sumika「アネモネ」サビ部分の歌詞
僕はダメダメだったけど
今も枯れずに今日も愛してる
ah 花は違うけれど
「アネモネ」の花言葉は
悲しくてネガティブな意味だと
紹介しましたが、実は色ごとで変わります!
『信頼・愛情・期待』などの
明るい意味があるんです!
一般的にはネガティブなのに、
個別で見るとポジティブな花言葉。
この意味を知ってから
サビを聴くと『色づいたアネモネ』の
意味がより想像できますね。
別れた後の生き生きとした彼女や
他の人と一緒に楽しく過ごす彼女を
示唆する言葉のように聞こえませんか?
『花は違うけれど』という
主人公の目線の言葉から分かる事は
今は別の人を愛しているという現実。
お互いに別々の人を愛しているけど、
前の彼女に対する“後悔”が歌詞から伝わります。
花への水あげの歌詞からは
愛情の量も表現されています。
「アネモネ」という花をモデルに
花言葉の意味を上手に使いこなしながら
2人の男女の恋の物語が歌われています。
この考え抜かれた歌詞
すごくないですか???
何度でも聞き直したくなるメロディ。
何度でも噛み締めたくなる歌詞。
sumikaの隠れた名曲だと
胸をはって言えます!
隠れた名曲まとめ
人によって好きな曲は様々ですが、
あまり世間では注目されていないけど
多くの人の心に刺さり、愛されている曲を
『隠れた名曲』として紹介しました!
・『雨天決行』
sumikaの原点の曲
・『坂道、白を告げて』
sumikaの個性爆発の曲
・『ゴーストライター』
大切な人を想う曲
・『アネモネ』
歌詞の深さと交差する恋の曲
歌詞を中心に名曲の理由を
掘り下げていきました!
sumika好きや、そこまでだった人に
改めて『sumika』の良さや魅力に
気づいてもらえたら嬉しいです♪
sumikaについてはこんな記事も♪
バンドとしての魅力を調査!
↓ ↓ ↓
sumikaはなぜ人気?“気持ち悪い”噂の真実と
ファンが多い理由まとめ
2023年2月23日にバンドメンバーの
黒田隼之助さんが亡くなりました。
『人の心の拠り所』になる曲を沢山
届けてくれた黒田さん、
ありがとうございました。
これからも、みんなの心の拠り所を
sumikaが作り続けてくれますように。
この記事が少しでも大好きなバンドの
応援メッセージになりますように。
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